前回より、爪トラブルを紹介しています。爪のトラブルはネイルをしている人に限らず、誰にでも起こり得るもの。酷くなると爪の生え替わりまで待つほかなく、大変な我慢を強いられることも。早めに爪の異変に気が付いて、乾燥対策やマッサージなどのケアを施すのが大事です。残りの爪トラブル3つを見ていきましょう。

爪白斑は、治せない?塗って隠す対処がベスト

ホワイトスポットとも呼ばれる爪白斑は、爪が生まれる際の角化以上が主な原因で、外からの打撲で起きてしまうこともあります。爪にあらわれた白い斑点状の模様は、一度できたら消すことはできません。爪の成長と共に消えていくのでそれを待つほかはないでしょう。どうしても気になる場合は、ネイルカラーで隠す方法がおすすめです。

ささくれは、酷くなる前に取り除いて潤い補給

家事で水に触れる機会が多い主婦にでやすい爪トラブルです。強い洗剤で荒れてしまった時にできることもあります。出来てしまうと血が出て、強い痛みを伴うのもささくれの特徴です。第1に、日頃からクリームやオイルを使用して乾燥から爪先を守るのが重要です。第2に、できてしまったささくれは、酷くならないうちにニッパーを使用してめくれ上がった部分を取り除きましょう。その場合にも、オイルやクリームでケアしておくことを忘れずに。

爪周囲炎は、消毒をしてからバイ菌が入らないように用心

爪周囲炎は、爪のどこかの箇所が赤く腫れあがっている状態。ブドウ球菌が傷口を通して侵入し、炎症を起こしていると考えられます。基本的には、炎症箇所を定期的に消毒していくケアをします。水仕事の際には、ばい菌から守るために必ず手袋をしましょう。腫れが引かなかったり、炎症が酷い場合は皮膚科を受診してください。

次回は、爪の色で爪の健康状態を見分ける方法をご紹介します!