お肌にダメージを与える危険が多い季節は、紫外線の多い夏と乾燥しがちな冬です。爪は皮膚の一部で、末端にあるため乾燥しやすいところ。冬の時期には、注意してケアしてあげる必要があるのです。今回は、冬の起きがちな爪トラブルの注目しました。乾燥による爪のトラブルを未然に防ぐとともに、なってしまった場合の正しい対処法も知っておきましょう!

ささくれが起きる原因は、乾燥だけじゃない…甘皮の対処法にも注意

ささくれとは、爪のまわりの皮膚が避けてしまうトラブルです。乾燥が原因のこともありますし、血行不良や栄養不足で起きることもあります。また、ネイルケアをしているにもかかわらずささくれを起こしてしまう人もいます。その場合は、甘皮の処理の仕方が関係しています。

例えば、甘皮を必要以上に取り除いてしまうと、爪が伸びる度に皮膚が引っ張られてささくれになってしまうことがあります。甘皮は無理に剥がしてしまうと炎症を起こしてしまいます。爪の付け根を十分に保湿して、柔らかくなってから処理するのが正しい方法です。

甘皮の正しい処理方法とは?柔らかくしてから処理しよう


甘皮やルーズスキンの処理は、爪を美しく見せるために欠かせない作業です。ルーズスキンは、爪の表面にはりついた古い角質のことで、これを処理すると爪周りが美しくみえて、垢ぬけた印象になります。

甘皮処理に欠かせないアイテムといえば、キューティクルリムーバー。1~2滴を、全ての爪の根元に垂らしましょう。その後、ボウルに張ったぬるま湯(38度くらい)に10~15分爪の先をつけておきます。ちなみに、こうした手順が面倒と感じる方は、入浴後に甘皮処理をすることで、手間が省けます。甘皮が十分に柔らかくなったら、再びキューティクルリムーバーを使って、甘皮を押し上げていきます。

爪の表面にあるルーズスキンは、水を含ませたガーゼで優しくこすり落としましょう。最後にささくれができてしまった場合には、爪専用のはさみでカットします。一度にカットしようとせずに、数回に分けてやる方が爪への負担が少なく、ささくれを酷くしてしまう危険も少ないです。