指に生える毛は少量ながらも目立ってしまうところが難点です。せっかくきれいにネイルをしても、指の毛があると美しく見えないこともあります。
指の毛を処理している人は多いですが、除毛にはトラブルがつきものです。それは、本来は毛は伸ばしたままにするのが自然な姿だからです。除毛は少なからず肌を傷つけてしまうことを認識して、なるべく被害を最小限に抑える除毛法を選ぶことが大事です。
毛を取り除いた後に起こる可能性のある皮膚トラブル4つ
正しい除毛とケアをしないと除毛後の肌はトラブルを起こしてしまいます。除毛による皮膚のトラブルを見ていきましょう。
毛嚢炎
毛穴が膿んだり炎症を起こしてしまうものです。症状はニキビととても良く似ています。顔にできるものをニキビと呼んで、体にできるものを毛嚢炎と呼びます。
炎症性色素沈着
毛嚢炎が酷くなってしまい、色素沈着を起きた状態。毛穴の周りが黒く、跡になってしまいます。2~3年もたてば消えてしまう場合もありますが、その間に日焼けをすると消えなくなることもあります。
埋没毛
毛を抜いた後の毛穴が塞がってしまい、次に生えてきた毛が外に出られず、皮膚に埋まったままになっている状態です。化膿した際には毛嚢炎になることもあります。もぐっている毛を無理やり出して抜く人もいますが、次に生えてくる毛も同じように埋没毛になることがあります。
瘢痕化
毛を抜き続けているとその部分の皮膚が硬くなってしまうことはありませんか?抜毛によって傷ついた皮膚が、修復しているためです。新しい皮膚は元の皮膚より硬くなる性質があります。何度も抜毛している場合は、徐々に皮膚が硬くなっていきます。結果、皮膚がよれたり毛穴が目立つ状態になった皮膚を瘢痕化と呼びます。
剃るか?抜くか?で迷ったら剃るを選択すべき!
体の毛を抜くか剃るかで迷った時は、剃る方が肌へのダメージが少なくて済みます。毛穴も皮膚の一部ということを、前回、お伝えしましたが、毛を抜くということは皮膚の一部を引きちぎることになるからです。表面からは見えませんが、毛穴の奥では血も出ており、そこから皮膚の中へ菌が充満してしまうのです。
次回は、正しい除毛方法をお伝えします!
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