夏と冬はお肌に負担をかけやすい季節といわれています。特に、乾燥が気になる冬には、ハンドクリームをこまめに塗ったり、マッサージで血行を促進したり…と、美容ケアが欠かせません。
ところで、ハンドクリームにも種類があって、用途によって使い分ける必要があるということを知っていましたか?今回は、ハンドクリームの種類とその特徴等について紹介します。
ハンドクリームは3種類に分けられるって知ってた?
ハンドクリームは、保湿系と保護系と有効作用系の3つに分類することができます。さらに、保湿系は油脂系クリームとジェル系、保護系はシアバター系と炭化水素油系、エステルオイル系に、有効作用系は尿素系と抗炎症系、血行促進系の分けられます。
保湿系は皮脂と似ている成分が配合されているので、お肌になじみやすいです。保護系のハンドクリームは、乾燥した空気からお肌を守る働きをします。外部からお肌を守ることを目的としているので、保護系クリームで保湿をすることはできないと考えましょう。有効成分系のハンドクリームは、例えば手荒れをしてしまった時などに有効です。代表的なのは尿素入りのハンドクリームです。
それぞれの特徴や成分を比較してみよう!
ハンドクリームは、それぞれ配合されているものが異なるので、用途に合ったタイプを選ぶことが大事です。また、自身のお肌になじみやすいものを選びましょう。
保湿系の油脂系クリームは、植物油脂を主成分とした一般的なハンドクリームのタイプ。ジェル系は油分が少なくてべたつかないのが特徴です。外気から肌を守るために使いたい保護系は、シア脂か炭化水素油かエステルオイルの3タイプです。シア脂は保護効果が高いもののべたつきやすい特徴があります。炭化水素油は浸透力が無いので保湿効果はあまり期待できません。保護する力は強いです。エステルオイルは、保護効果が高めで、使用感はシア脂と炭化水素油の中間くらいでしょう。
有効成分を配合したハンドクリームは、化粧品ではなく医薬部外品となります。代表的な尿素を配合したハンドクリームは、角質を分解して柔らかくする働きを持っています。ただ、炎症部分には刺激になることもあります。有効成分配合のハンドクリームを選ぶ際は、薬剤師など専門家の指示を仰ぐのが賢明です。
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