手の先や足の先についている小さい爪の部分。実は、とても大事な役割を果たしていて、爪がなければ物を持ったり歩いたりすることも困難です。
爪の構造について、知れば爪のケアもしやすくなります。爪の役割と共に爪の構造を勉強しましょう!
歩いたり、ものを持ったり…様々な動作で爪の存在が重要

小さくても大きな役割を果たしている爪
爪は皮膚の一種であることを、知っていましたか?指先には骨がなく、骨がない部分への衝撃を受け止めるために爪が存在しているのです。そのため、爪がなければ痛くてものを持つことも出来ません。
足先の爪も同じように、歩く際の衝撃を受け止めています。足の爪がなかったら、歩くことさえままならないでしょう。爪は根元と左右、爪先の4カ所でくっついています。そのどれかが剥がれてしまっても、激痛で日常の動作に支障が生じてしまいます。
爪の根元は重要な役割を果たしていた!
爪は爪の根元にある爪母という部分で作られています。1日0.1ミリずつのびていって、爪の根元にある白い円形が一番新しい爪です。爪半月といわれる箇所で、水分を多く含んでいる部分です。
爪先に行くほど爪は、硬くなっています。ピンク色の部分は爪床で、爪に水分を補給しています。爪床のさらに先の爪先では、水分が少なく乾燥しているため、切っても痛みを感じません。
爪の構造を簡単解説
爪の構造は、先に書いた爪先、爪床、爪半月、爪母の他に、爪下皮、黄線、爪上皮角質、甘皮があります。爪下皮は、爪が剥がれないように固定して、爪とネイルヘッドの間に雑菌や異物が入るのを防いでいます。
黄線は、爪先と爪床の境目の線を指します。爪上皮角質は、甘皮の下から爪の表面を覆っている薄い角質のことです。甘皮は爪の根元の皮膚で、爪の根元を保護するとともに最近の侵入を防ぐ役割をしています。
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